①【原因その1】そもそも「音の数」が全く違う

まず、日本語と英語で使われている「母音」と「子音」の数の違いをご覧ください。

いかがでしょうか。

英語には「cat /æ/」と「cut /ʌ/」のように、日本人には同じ「ア」に聞こえがちな音を含め、日本語の3倍以上の母音が存在します。この「聞き分けるべき音の多さ」が、英語を難しくする第一の壁です。

②【原因その2】「モーラ」と「シラブル」— リズムの違いが生む、文字と音のズレ

さらに大きな原因が、音の「リズム」の単位そのものの違いです。

日本語のリズム：「モーラ」（拍）

日本語は「か(ka)」「き(ki)」のように、基本的に「子音＋母音」が1セットになり、ひらがな一文字がほぼ同じ長さの「1拍（1モーラ）」として発音されます。このリズムのおかげで、聞いた音を文字に変換しやすく、日本語は「表音性（ひょうおんせい）が高い」、つまり音と文字がルール通りに結びつきやすい言語になっています。

英語のリズム：「シラブル」（音節）

一方、英語のリズムの単位は「シラブル」です。これは母音を中心とした音の塊で、子音だけで終わったり、子音が連続したりと構造が複雑です。例えば「cat」は、英語では母音aを中心とした「1シラブル（1音節）」の単語です。しかし、日本語のモーラ感覚で捉えると「キャット(kya-t-to)」と母音を補ってしまい、「3モーラ（3拍）」の音として認識してしまいます。

この「モーラ」と「シラブル」という根本的なリズムの違いこそ、表音性の高い日本語に慣れた私たちが、英語を「音と文字が繋がらない、難しい言語だ」と感じてしまう最大の原因なのです。

この結果、

• 同じ「イー」という音でも see, sea, key と綴りが違う
• 同じ ough という綴りでも through (スルー), cough (コフ) と読み方が違う

といった、日本語にはない「分かりにくさ」が大量に発生するのです。

③【解決策】「音と文字の繋がり」反復練習で反射的に、最強のトレーニング

では、この「音もリズムも違う」英語を、どうすれば小学生が効率よく習得できるのでしょうか。

その答えが、アクティメソッドの『タイピング × ディクテーション』です。

ディクテーションとは、耳で聞いた英語を書き取るトレーニングのこと。これは、「音」を正確に聞き取り、それを「文字（スペル）」に反射的に変換する「音と文字の繋がり」を強化するのに最も効果的な練習方法です。

さらに、アクティメソッドでは鉛筆ではなくタイピングを使います。

タイピングは、手で書くよりも約5倍のスピードで文字を打つことができます。これにより、従来では不可能だった圧倒的な量のディクテーション練習を、短時間でこなすことが可能になります。

「音を聞く」→「指で打つ」を高速で繰り返すことで、頭で覚えるのではなく、感覚として反射的に「音と文字の繋がり」を定着させていく。これこそが、アクティメソッドのタイピング英語です。

【事例紹介】小学4年生・入会10ヶ月の生徒さん

こちらのYouTube動画で、英語の４４音素を聞き分け２６のスペルで反射的に打ち抜く凄さが伝わると思います。

【最適な機会】脳のコンディションがベストな「週末」に、英語力を飛躍させよう！

この質の高い『脳の筋トレ』の効果を最大限に引き出すには、学校生活で疲れた平日夕方よりも、心と体がリフレッシュされた状態で臨むのが理想的です。

そこで、多くの保護者様からのご要望にお応えし、この11月より、アクティメソッド世田谷駅前校では土日クラスを大幅に拡充いたします！

【11月新設！】週末クラスの時間帯

英語学習に最適な「脳のコンディションがベスト」である週末の午前中を活用し、お子様の英語力を飛躍的に伸ばしませんか？

• 土曜日： 9:00〜10:00 / 10:00〜11:00 / 11:00〜12:00
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