英語教育を進めていく中で、英語を勉強したことを試す場として英検に挑戦させてみようと思う親御さんもいるのではないでしょうか?
中川先生英検の一次試験が終わると、3級からは面接の二次試験があります。
二次試験は一次試験の合格発表の約2週間後にあるため、試験対策の時間があまりありません。
英検の面接の流れを事前に知っておくことが大切です!
英検の面接の流れと級ごとの違い、知っておきたいポイントについてお話ししていきます。
英検の面接の流れ


英検の一次試験が終わると、二次試験は面接です。
面接とはどのように行われるのか、面接の内容と流れについてまずは確認しましょう。
英検の面接について
英検は『リーディング』『ライティング』『リスニング』『スピーキング』の4技能を測るテストとなっています。
『リーディング』『ライティング』『リスニング』の一次試験に合格すると、二次試験である面接に進むことができます。
二次試験の面接では、『スピーキング』の試験が行われます。



英検の面接は3級から行われます!
英検の面接の時間は1人5分程度。
面接委員と1対1で、全て英語でコミュニケーションを取ります。



評価のポイントは6つ!
- 応答内容
- 発音
- 文法
- 語法
- 情報量
- 積極的にコミュニケーションを図ろうとする意欲や態度
英検の面接の流れ
英検の面接試験は、どの級を受けるときも流れは同じです。
まずはどのような流れで面接を行うのか見ていきましょう!
係員の指示に従い、面接室に入ります。



元気よく『Hello』と言って入室しましょう。
面接委員に『面接カード』を手渡します。



このときに無言で渡すのではなく、『Here you are.』などと付け加えて渡せるといいでしょう。
椅子が置いてありますが、勝手に座らず面接委員の指示に従って着席しましょう。
まずは面接委員が氏名とこれから受験する級の確認をします。



名前を聞かれたら、『My name is 〇〇』といったように答えましょう。
級に関しては3級であれば、『This is the Grade 3 test, OK?』と言ったように聞かれますので、YesやOKで答えます。
指名と級の確認が終わったら簡単な挨拶をしますので、朝・昼など時間帯に応じた挨拶ができるようにしておきましょう。
面接委員からパッセージ(文章)とイラストが印刷された「問題カード」が手渡されます。
まず、パッセージ(文章)を黙読するように指示されます。
黙読時間は20秒間です。



20秒はあっという間なので考え込まず、最後まで読むことを意識しましょう。
パッセージの長さは級によって変わります。
- 3級:30語程度
- 準2級:50語程度
- 2級:60語程度
黙読後、面接委員から音読するように指示があります。



音読の際は英語のタイトルから読むことがポイントです。
落ち着いて正確に読むよう心がけてみてください。
わからない単語が出てきても飛ばさずに、はっきりと読み上げる姿勢が大切です!
音読の後、面接委員の質問に答えていきます。
質問は級に応じて2、3問の質問です。
『問題カード』のパッセージ(文章)やイラストに関する質問に答える際には、「問題カード」を見ても構いません。
質問が聞き取れなかった場合など、自然な流れの中で行われた『聞き返し』は減点の対象にはなりません。
不自然に行われたり、繰り返し聞き返した場合は減点の対象となります。
また、質問に対して答えている途中で、口ごもるなどして応答が滞る場合には、次の質問に進む場合があります。
イラストの状況を説明する質問の後、面接委員から『問題カード』を裏返すように指示されます。



これ以降は、『問題カード』を見ずに答えます。
この質問では、受験者自身の意見を話す質問となります。
試験が終了したら必ず『問題カード』を面接委員に返しましょう。
退室後は速やかに会場から退場しましょう。
控室に戻ったり、待機中の受験者と会話をしてはいけません。



以上が入室から退室までの流れとなります!
この流れを把握し、過去問を使って事前に練習しておきましょう。
級ごとの違いや知っておきたいポイント


英検の面接について流れを把握できたら、級ごとに対策を見ていきます。
級による違いがどんなところなのか、知っておきたいポイントも併せて確認していきましょう!
2024年度第1回検定より、英検の3級以上の級が、一部新たな形式での出題を加えてリニューアルとなりました。
3級のポイント



3級の面接では、英語を使って考えを伝えましょう!
携帯電話、ラジオを聴く、読書週間、冬のスポーツ、朝市、四季といった身近なことに関する話題を使われています。
出題形式と問題数
- 音読(1問)
- パッセージについての質問(1問)
- イラストについての質問(2問)
- 受験者自身のことなど(2問)
合格の基準は353点/550点満点となっています。
難しいことを言おうとせず簡単にはっきりと、シンプルな受け答えをすることが大切です。
準2級のポイント



準2級の面接では、日常生活に必要な英語を理解し、使うことができるかが求められますよ。
基本的な応用力として次の段階へつながる重要な級となります。
ホームシアター、ボランティアガイド、電子辞書、食品フェア、映画祭、プリペイドカードといった日常生活の話題が題材となります。
出題形式と問題数
- 音読(1問)
- パッセージについての質問(1問)
- イラストについての質問(2問)
- 受験者自身のことなど(2問)
合格の基準は406点/600点満点となっています。
2級のポイント



2級の面接では、社会生活に必要な英語を理解し、使用できることが求められます。
準2級までしっかりつけてきた力を、実生活の様々な分野で応用できる力を身につけているかが大切です。
環境にやさしい素材、オンライン会議、屋上緑化、ペット産業、新しいエネルギー、サプリメントといった社会性のある話題が使われています。
出題形式と問題数
- 音読(1問)
- パッセージについての質問(1問)
- イラストについての質問(1問)
- 受験者自身のことなど(2問)
合格の基準は460点/650点満点となっています。
全ての級の面接で共通するポイント
英検の二次試験において、知っておきたいポイントは2つあります。
- シンプルにわかりやすく伝える
- アティチュード(態度・姿勢)を意識する
シンプルにわかりやすく伝える



質問にはできるだけシンプルな英文で答えるようにしましょう!
難しい文章で答えたからといって英検では加点されることはありません。
しかし難しい文章で答えようとしたときに、単語や文法を間違えてしまうといった可能性は高くなり減点されてしまいます。



級が上がったとしても、シンプルな文章を作ることで減点されてしまうリスクを減らすことができますね!
アティチュード(態度・姿勢)を意識する
二次試験では、態度や姿勢も評価対象となっています。



積極的にコミュニケーションを取ろうとする姿勢が大切になりますよ!
そのため、面接委員の問いかけに対し解答に迷って黙ってしまう、というのが一番やってはいけないことです。
入室から退室までが評価されるので、先ほど説明した面接の流れの通り、勝手に椅子に座ったりすることのないよう注意してください。
うまく話せなくても、積極的な姿勢や面接委員の目をしっかりと見てアイコンタクトを取ることが得点につながるでしょう!
まとめ


英検の面接の流れと、級ごとの違いや知っておきたいポイントについて紹介しました。
英検の面接は対策時間があまり取れないため、普段から英語でコミュニケーションを取ることに慣れておきましょう。



初めての面接は緊張してしまうかもしれませんが、面接委員とのコミュニケーションを積極的に楽しめるといいですね。
スピーキングの上達方法についてはこちらの記事もあわせてお読みください!











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