世田谷・三軒茶屋の方必見!小学生が英語を「書けない」原因と解決策

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小学生が英語で書けない原因
英語で「聞く・読む・話す」ができるのに「書けない」。小学生では決してめずらしくありません。背景には、英語の特性と日本語(ローマ字)との仕組みの違いがあります。それが主な原因です。
ローマ字と英語の混同(母音・子音の対応の違い)
小学校でローマ字を習い始めたばかりの頃、お子さんが英語の単語をローマ字で書いてしまうことはありませんか?例えば、「school」を「sukuru」と書いてしまったり、「bed」を「bedo」と書いてしまったり。これは、日本語と英語で「音」の仕組みが大きく異なることが原因です。
日本語の発音は「モーラ」という基本のリズム単位でできていて、これはひらがな1文字(「か」「き」など)とほぼ同じ長さで発音します。つまり、日本語の音は「子音+母音」のまとまりが1つの発音として扱われます。(※「ん」「っ」「ー」も1モーラとして数えられます。)
一方、英語はモーラではなく、「音節」や「強弱」のリズムで話されます。例えば、「cat」は1つの音節、「computer」は3つの音節です。英語には子音だけで始まったり、終わったり、子音が連続する単語もたくさんあります。また、英語の母音の音は日本語よりずっと多く、同じ母音の文字でも発音や綴り方が複数あります。
母音と子音の数の違い
- 日本語(ローマ字)
- 母音:5つ(a, i, u, e, o)
- 子音:約15〜16種類(k, s, t, n, h, m, y, r, w など)
- 英語
- 母音:約15〜20種類(短母音・長母音・二重母音を含む)
- 子音:約22〜24種類(r, l, v, z, sh, ch, th など)
フォニックスで音と綴りを結びつける
英語学習において、発音と綴りの関係を理解することは非常に重要です。フォニックスはその鍵となる学習法で、特に小学生の段階から導入することで英語の読み書き能力を効果的に向上させることができます。
フォニックスとは、英語の文字(または文字グループ)と音の関係を体系的に教える方法です。英語には約44の音素(phonemes)があり、26のアルファベットとその組み合わせによって表現されます。
また主に5つのパターンがあります。
ディクテーション(聞いた英語を書き取る)の活用
ディクテーションとは、耳で聞いた英語を書き取る練習方法です。小学生の英語学習においては、「聞く」力と「書く」力を同時に鍛える非常に効果的なトレーニングです。「書けない」原因のひとつが、聞こえた英語とスペルがうまく結びつけられないことにあるため、ディクテーションはそのギャップを埋めるのに役立ちます。
フォニックスとの関係性:ディクテーションで聞いた音を、フォニックスのルールに当てはめて音素ごとに分け、音から綴りを推測・確認することで、正しく「書ける」力が定着します。
アクティメソッドの特徴:英語4技能をバランスよく伸ばす学習法
アクティメソッドはタイピング英語で5倍速のアウトプットでスペルや、語彙力習得を身に付けるだけではなく「聞く 読む 話す」もバランスよく取り入れています。
- 教室に来て英語を身に付けるのではなく、自宅での練習でカリキュラムをこなして4技能をバランスよく伸ばす学習方法です。
- 音読のコンテンツ534個、タイピングコンテンツ2600個、全て1分間で大量なショートコンテンツ。スモールステップの為、離脱しにくく、隙間時間で取り組めます。また段階的に難易度を難易度を上げていくのでバランスよく4技能が上達します。目安としては1日10分の練習でカリキュラムをこなし、学習習慣で4技能をバランスよく身に付けていくメソッドです。
フォニックスとタイピング✖ディクテーションの効果
フォニックスで身につけた発音とスペルの結びつきを活かし、タイピングでディクテーション(聞こえた英語を書き取る練習)を行うと、発音とスペルの結びつきをさらに強化することができます。
アクティメソッドでは、タイピングを活用してディクテーションを行うため、鉛筆の約5倍のスピードで大量のディクテーションの練習が可能です。言語学習習得のカギは「繰り返し(反復)練習」にありますが、タイピングを取り入れることで、効率的で理想的なディクテーションの練習を行うことが出来ます。
アクティメソッドは、科学的根拠に基づいた学習要素を最適に組み合わせ、ICTの利点を最大限に活用した、現代的な英語学習法です。
アクティメソッドのディクテーションの順番と習得できる語彙数
3ステップのディクテーションとディクテーションなしのライティング
アクティメソッドのスペル習得システムは、3回のディクテーションと、ディクテーションなしのライティングからなる4ステップです。下記の5つの単語をどのように習得していくかは、YouTubeをご参照いただくとわかりやすいです。
- dog
- yen
- map
- boy
- job
- スペルあり、発音あり、日本語あり
- 一部空欄、発音あり、日本語あり
- スペルなし、発音あり、日本語あり
- スペルなし、発音なし、日本語あり
このように3回のディクテーションで発音とスペルの関係性を反復し、最後の4回目は日本語のみでスペリングを行います。この4ステップを、鉛筆の約5倍速でのタイピングで行い、スペルを習得していきます。
習得できる語彙数
タイピングでこの4ステップを、基礎単語400語、中1単語400語、中2単語400語、中3単語400語、英検3級単語600語、英検準2級単語600語、英検2級単語600語の合計4,800語で実施し、アクティメソッドのカリキュラムで習得できます。
ディクテーションの強化がもたらす、高速スペル習得術
タイピング✖ディクテーションの相乗効果によって、小学生でも半年から1年ほどで、どんどんスペルを習得できるようになります。個人差はありますが、ディクテーションの習得が早い生徒さんは、半年ほどで中学2年生レベルの単語1200語まで進む生徒さんもいます。
中学2年生レベルの単語1200語の一例です。
- character(性格、キャラクター)
- guest(客、ゲスト)
- wheelchair(車いす)
- especially(特に)
- computer game(コンピューターゲーム)
- aquarium(水族館)
- carpenter(大工)
- I’m surprised.(びっくりした)
- Just a second.(ちょっと待って)
- The door is closed.(このドアは閉まっています)
多くの生徒さんを見てきて、私なりに気づいたことがあります。小学生で中2単語1200語まで進んでいる生徒さんは、共通してみんな発音を聞いてスペルをタイピングしています。
- スペルあり、発音あり、日本語あり。
- 一部空欄、発音あり、日本語あり。
- スペルなし、発音あり、日本語あり。
ここまでは順調に進みますが、
④スペルなし、発音なし、日本語あり。
大半の生徒さんはこの段階でつまずきます。「先生、わかんない……言って、言って」と、生徒さんからリクエストを受けることも多々あります。私もたまりかねて、拙い発音ながら「ホイールチェア」と伝えると、生徒さんは的確に「wheelchair」とタイピングしてくれます。
生徒さんの「言って、言って」は、スペルを教えてほしいということではなく、発音をしてほしいというリクエストなのです。タイピングとディクテーションを組み合わせることで、ほとんどの生徒さんは発音を頼りにスペルを打てるようになります。
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