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英検5級に3ヶ月で合格するための学習スケジュール

英検5級に3ヶ月で合格できるのか不安に感じている保護者の方は多いのではないでしょうか。結論から言えば、計画的な学習を継続すれば3ヶ月での合格は十分に目指せます。この記事では、小学生が英検5級に3ヶ月で合格するための現実的な学習スケジュールを月別に解説します。1日の学習時間の目安、つまずきやすいポイントとその対処法、そして継続するための工夫まで、具体的にご紹介していきます。

英検5級に3ヶ月で合格できる子どもの特徴

まず、3ヶ月という期間で英検5級合格を目指せる子どもの特徴を理解しておくことが大切です。現在の英語力や学習習慣によって、3ヶ月での合格の可能性は変わってきます。

合格に必要な英語力の目安

英検5級は中学1年生前半レベルの英語力が求められる試験です。日本英語検定協会の公式情報によると、英検5級で求められる語彙数は約600語、文法は現在形・過去形・進行形などの基本的な内容が中心となっています。

具体的には、以下のような内容が理解できることが合格の目安です。

  • 簡単な挨拶や自己紹介ができる
  • 身近な単語(家族、色、数字、曜日など)を理解している
  • 簡単な質問文を読んで意味が分かる
  • ゆっくりとした音声で話される基本的な英文を聞き取れる

試験の合格率は約80%前後と言われており、しっかり準備すれば多くの受験者が合格できる試験です。ただし、準備期間が短いほど計画的な学習が重要になります。

3ヶ月で到達可能な学習タイプ

3ヶ月での合格を目指せる子どもには、いくつかの共通する特徴があります。

すでに英語に触れている子どもの場合、英会話教室や小学校の英語授業で基礎的な単語や表現に触れているため、3ヶ月でも十分に合格を目指せます。例えば、小学4年生で週1回の英会話教室に1年以上通っているAさん(仮名)は、2ヶ月半の対策で英検5級に合格しました。

学習習慣がある子どもも3ヶ月での合格が現実的です。毎日15分でも机に向かう習慣があれば、英検対策も継続しやすくなります。小学3年生のBくん(仮名)は、毎日の読書習慣があり、英検の勉強も毎日20分続けることで3ヶ月で合格しました。

一方で、英語が初めての子どもでも、保護者のサポートがあり、毎日30分程度の学習時間を確保できれば合格を目指せます。ただし、単語や文法を一から学ぶ必要があるため、より計画的な学習が必要です。

現在の英語力の確認方法

3ヶ月での合格を目指す前に、現在の英語力を確認することが大切です。以下のチェックリストで、お子さんの英語力を確認してみましょう。

  • アルファベットの大文字・小文字を読み書きできる
  • 1から100までの数字を英語で言える
  • 曜日や月の名前を5つ以上知っている
  • 色や動物の名前を10個以上言える
  • 「これは何ですか」などの簡単な質問文を理解できる
  • 「I am」「You are」などbe動詞の使い方を知っている

上記のうち4つ以上できている場合、3ヶ月での合格は十分に可能な範囲です。2〜3個の場合でも、集中的に学習すれば合格を目指せます。1個以下の場合は、3ヶ月より長い準備期間を設けることをおすすめします。

また、英検5級の過去問や模擬試験を1回解いてみることで、より正確に現在の実力を把握できます。目安として、50点満点中20点以上取れていれば、3ヶ月での合格は現実的と言えます。

3ヶ月間の学習スケジュール(月別計画)

ここからは、3ヶ月を1ヶ月ごとに区切った具体的な学習計画をご紹介します。各月で達成すべき目標を明確にすることで、迷わず学習を進められます。

1ヶ月目:単語暗記とリスニング基礎

最初の1ヶ月は基礎固めの期間です。特に単語の暗記とリスニングの基礎作りに重点を置きます。

目標

  • 英検5級頻出単語300語を覚える
  • 簡単な英文の音声を聞き取れるようになる
  • 基本的な文法(be動詞、一般動詞)を理解する

学習内容

1日の学習時間は20〜30分が目安です。平日は単語学習を中心に、週末は音声教材を使ったリスニング練習を行います。

単語学習では、英検5級対応の単語帳を使い、毎日10個ずつ新しい単語を覚えます。前日の単語も必ず復習することで定着率が高まります。おすすめの教材は「英検5級をひとつひとつわかりやすく。」や「でる順パス単 英検5級」などです。

リスニングは、英検の公式サイトやYouTubeで無料公開されている5級レベルの音声教材を活用します。最初は日本語訳を見ながら聞き、慣れてきたら英語だけで内容を理解する練習をします。

2ヶ月目:文法理解と問題演習

2ヶ月目は知識を実践に活かす期間です。文法の理解を深めながら、実際の問題形式に慣れていきます。

目標

  • 残り300語(計600語)を覚える
  • 基本的な文法問題を8割以上正解できる
  • リスニング問題で6割以上正解できる

学習内容

1日の学習時間は25〜35分に増やします。単語学習を継続しながら、文法問題集や過去問の一部に取り組み始めます。

文法は、疑問文・否定文の作り方、代名詞、前置詞などを重点的に学習します。「英検5級 総合対策教本」のような参考書を使い、例文を音読しながら理解を深めます。

問題演習は、まず筆記問題から始めます。最初は時間を気にせず、分からない単語は調べながら解答します。間違えた問題は必ずノートにまとめ、なぜ間違えたのか理解することが大切です。

この時期のつまずきポイントは文法の混乱です。be動詞と一般動詞の使い分けや、三人称単数のsなどでつまずく子どもが多くいます。保護者の方は、お子さんが混乱している箇所を一緒に確認し、簡単な例文を作る練習をサポートしてあげてください。

3ヶ月目:過去問演習と弱点克服

最終月は実戦力を高める期間です。過去問を繰り返し解きながら、自分の弱点を集中的に克服します。

目標

  • 過去問で合格ライン(正答率6割以上)を安定して超える
  • 試験時間内に全問解答できる
  • 苦手分野の正答率を8割まで引き上げる

学習内容

1日の学習時間は30〜40分が目安です。週に2回は過去問1回分を時間を測って解き、本番と同じ環境に慣れます。

過去問は最低3回分、できれば5回分以上解くことをおすすめします。日本英語検定協会の公式サイトでは過去3回分の問題が無料で公開されており、書店では過去問題集も購入できます。

間違えた問題は、単語が分からなかったのか、文法が理解できなかったのか、原因を分析します。単語が原因なら重点的に覚え直し、文法なら参考書で該当箇所を復習します。

リスニングは、音声スピードに慣れることが重要です。公式の音声教材を繰り返し聞き、シャドーイング(音声の後について発音する)練習も効果的です。

1週間の具体的スケジュール例

ここでは、2ヶ月目を例に1週間の学習スケジュールをご紹介します。

曜日 学習内容 時間
月曜日 単語学習10個+復習10個 25分
火曜日 文法学習+例文音読 30分
水曜日 単語学習10個+問題演習 30分
木曜日 リスニング練習 25分
金曜日 単語学習10個+弱点復習 30分
土曜日 過去問演習(筆記のみ) 40分
日曜日 1週間の復習+リスニング 35分

週の合計学習時間は約3時間半です。平日は短時間でも毎日継続し、週末にまとまった学習時間を確保するのが理想的です。ただし、お子さんの生活リズムに合わせて柔軟に調整してください。

分野別の効果的な学習方法

ここからは、英検5級の各分野について、より具体的な学習方法をご紹介します。

単語暗記(600語)の進め方

英検5級で求められる約600語の単語暗記は、3ヶ月あれば十分に可能です。効率的な暗記方法を実践しましょう。

1日10個ずつ覚える方法がおすすめです。3ヶ月(約90日)で900個覚えられる計算になり、復習期間を考慮しても600語は十分にカバーできます。

暗記のコツは以下の通りです。

  • 単語カードやアプリを活用する(例:クイズレット、mikan)
  • 発音しながら書く(視覚・聴覚・運動記憶を組み合わせる)
  • 例文の中で覚える(単語だけでなく使い方も理解)
  • 忘れる前に復習する(翌日、3日後、1週間後のサイクル)

また、家の中に英語の付箋を貼る方法も効果的です。「冷蔵庫にrefrigerator」「ドアにdoor」など、日常的に目にする場所に貼ることで自然に覚えられます。小学2年生のCさん(仮名)は、この方法で基本的な名詞を2週間で50個覚えました。

リスニング対策の具体的な方法

英検5級のリスニングは、配点の約半分を占める重要な分野です。ゆっくりとした音声で話される内容なので、慣れれば高得点を狙えます。

おすすめの学習手順

  1. 英検公式サイトの過去問音声を毎日聞く(10分程度)
  2. 最初は日本語訳を見ながら内容を理解する
  3. 慣れてきたら音声だけで内容を把握する練習をする
  4. 聞き取れなかった部分は繰り返し聞く
  5. スクリプトを見て、聞き取れなかった理由を確認する

リスニング力を高めるには、毎日少しずつ英語を聞く習慣が大切です。NHKの「基礎英語0」や、YouTubeの英検5級対策チャンネルなど、無料で利用できる教材が豊富にあります。

また、好きな英語の歌を聞くことも効果的です。楽しみながら英語の音に慣れることで、リスニング力の基礎が自然に身につきます。

文法・読解の学習ポイント

英検5級の文法問題は、基本的な項目が中心です。以下のポイントを押さえましょう。

重要文法項目

  • be動詞と一般動詞の使い分け
  • 疑問文・否定文の作り方
  • 代名詞(I, you, he, she, it, they)
  • 前置詞(in, on, at, to, fromなど)
  • 時制(現在形、過去形、進行形)

つまずきやすいのはbe動詞と一般動詞の混同です。「He is play tennis.」のような誤りをする子どもが多くいます。保護者の方は、「『です』『います』ならbe動詞、動作ならそのまま動詞」という簡単なルールを教えてあげてください。

読解問題は、まず問題文をよく読むことが大切です。多くの場合、答えは本文中にそのまま書かれています。分からない単語があっても、前後の文脈から推測する練習をしましょう。

ライティング準備(今後の英検対策)

英検5級にはライティング(英作文)問題はありませんが、今後の英検4級以降を見据えて、簡単な英文を書く練習を始めることをおすすめします。

まずは日記形式で1〜2文の英語を書く習慣をつけましょう。

  • 「I played soccer today.(今日はサッカーをしました)」
  • 「I like cats.(私は猫が好きです)」

このような簡単な文でも、毎日書くことで英語で表現する力が身につきます。間違いを恐れず、まずは書いてみることが大切です。保護者の方は、お子さんが書いた英文を一緒にチェックし、励ましの言葉をかけてあげてください。

3ヶ月継続するための工夫と注意点

どんなに良い学習計画でも、継続できなければ意味がありません。3ヶ月間モチベーションを保ち、着実に学習を続けるための工夫をご紹介します。

モチベーション維持の方法

小学生が3ヶ月間学習を続けるには、保護者のサポートが不可欠です。以下の方法を試してみてください。

学習記録をつけることは、達成感を感じられる効果的な方法です。カレンダーに学習した日はシールを貼る、学習時間を記録するなど、目に見える形で進捗を確認できるようにしましょう。小学3年生のDくん(仮名)は、毎日勉強した後にカレンダーにスタンプを押すことを楽しみにしており、3ヶ月間1日も休まず学習を続けました。

小さな目標を設定することも重要です。「今週は単語を50個覚える」「今月中にリスニング問題で7割正解する」など、短期的な目標を立てることで、達成感を感じやすくなります。

褒めることを忘れずに。「今日も頑張ったね」「単語をたくさん覚えられたね」など、日々の努力を認める言葉をかけることで、お子さんのやる気は大きく変わります。結果だけでなく、過程を褒めることが大切です。

また、一緒に学習する時間を作ることも効果的です。保護者の方が英語を一緒に学んだり、問題を出し合ったりすることで、お子さんは「一人じゃない」と感じられます。

スランプ時の対処法

3ヶ月の学習期間中、必ずと言っていいほどスランプの時期がやってきます。よくある失敗例とその対処法を知っておきましょう。

よくある失敗例1:単語が覚えられない

1ヶ月目後半から2ヶ月目にかけて、単語が思うように覚えられず挫折しそうになる子どもが多くいます。これは自然なことです。暗記には個人差があり、定着までに時間がかかる場合もあります。

対処法は、覚え方を変えてみることです。単語カードからアプリに変える、絵を描いて覚える、歌にして覚えるなど、方法を工夫すると新鮮な気持ちで取り組めます。

よくある失敗例2:問題が解けなくてやる気を失う

2ヶ月目に入って問題演習を始めると、思ったよりも正答率が低くて落ち込むケースがあります。しかし、最初から高得点を取れる子どもはほとんどいません。

対処法は、できた部分に注目することです。「10問中3問しかできなかった」ではなく「3問もできた!」と前向きに捉えましょう。また、間違えた問題は「これから伸びるチャンス」と考え、丁寧に復習することが大切です。

よくある失敗例3:他の習い事や学校行事で勉強時間が取れない

運動会や発表会など、学校行事が重なると計画通りに学習できないことがあります。この場合、完璧を求めすぎないことが大切です。1日休んでも、翌日から再開すれば問題ありません。ただし、3日以上空けると習慣が途切れやすいので注意しましょう。

試験直前1週間の過ごし方

試験1週間前は、新しいことを覚えるより今まで学んだことの総復習に時間を使いましょう。

直前1週間の学習ポイント

  • 過去問を最低2回分は解き直す(時間を測って本番形式で)
  • 間違えた問題だけを集中的に復習する
  • 単語は完璧を目指さず、頻出の基本単語を重点的に確認
  • リスニングは毎日10分でも音声を聞く
  • 前日は早めに寝て体調を整える

試験前日は、新しい問題集に手を出さず、自信を持って答えられる問題を解いて成功体験を積むことが大切です。「これだけできるようになった」という自信が、本番での力になります。

当日の朝は、軽く単語カードを見る程度にして、リラックスして試験会場に向かいましょう。緊張しすぎると普段の力が出せないので、「練習通りにやればいい」と前向きに考えることが大切です。

まとめ

この記事では、英検5級に3ヶ月で合格するための学習スケジュールと勉強法について解説しました。重要なポイントは以下の3つです。

  • 計画的な学習で3ヶ月での合格は十分に目指せる:月別に明確な目標を設定し、1日20〜40分の学習を継続することで、中学1年生前半レベルの英語力が身につきます。
  • 単語暗記とリスニングを重点的に:英検5級で求められる約600語の単語と、基本的なリスニング力を身につけることが合格の鍵です。毎日少しずつ、楽しみながら学習を続けましょう。
  • 保護者のサポートと継続の工夫が成功の秘訣:小学生が一人で学習を続けるのは難しいため、保護者の励ましや一緒に学習する時間が大切です。スランプ時も焦らず、できた部分に注目して前向きに取り組みましょう。

3ヶ月という期間は決して長くありませんが、焦らず段階的に、お子さんのペースを見ながら進めることが何より重要です。英検5級合格は、英語学習の第一歩として大きな自信につながります。この記事を参考に、ぜひお子さんと一緒に合格を目指してください。

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